テレワーク時のPC等の手配はどうすればよいですか

テレワークを実施するにあたりPCを準備しなければなりませんが誰がどのように準備するべきでしょうか?

大きく分けて「使用者が手配する」「従業員個人の端末を利用する」の2パターンがあります。

前者は一般的な対応で、必要なテレワーク用のPC(多くの場合はノートPC)を法人で購入し、従業員に貸与する形となります。
購入先は各メーカーや代理店、家電量販店などになり、必要なスペック(性能)を伝えたうえで見積もり、購入の手順を踏むことになります。

また、購入後はセットアップ作業(業務に必要なソフトウェアのインストールやネットワーク設定など)を行ったうえで各従業員に貸与する形となります。

後者はBYOD(Bring Your Own Device)と呼ばれる方式で、テレワーク用端末として従業員の個人端末を利用する形になります。

端末の購入コストは抑えられるものの、環境が個々に異なるため実務レベルでは使用できなかったりOSがサポート切れだったりセキュリティレベルが低かったりとリスクも出てきます。

また、ハードウェア(PC本体)のコストは抑えられるものの、使用するソフトウェアについてはライセンスによって個人端末用に追加で購入しなければならなかったりする可能性もあります。

しっかりと2つの選択肢のメリットデメリットを比べたうえで検討しましょう。

多様な働き方推進事業とは

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