テレワーク時にメリハリをつけて働くには、どうすればいいですか。

何となく勤務開始になり、就業後もだらだらとメールチェックをしてしまうなど公私の境目があいまいになってしまいがちです。
どのように切り替えを行えば良いでしょうか?

テレワークは基本的に自宅での仕事になることがほとんどで、プライベートの延長上に仕事が来るためなかなかメリハリをつけた働き方と言うのが難しいようです。

仕事モードに切り替えるのが難しいと言うことだけではなく、逆にプライベートモードに切り替えることも難しいのが在宅勤務の難しいところといえます。

こうした場合におすすめなのが、切り替えるためのスイッチとなる行動を作ることです。
一番わかりやすいのが物理的な空間を作ることです。
いわゆる「仕事部屋」を作ることができれば、そこに入ることをスイッチとして仕事モードに切り替え、同時に出ることをスイッチとしてプライベートモードに切り替えることができます。

とは言え実際は部屋の都合で仕事部屋を作ることが難しい場合も多いかと思います。
その場合も、例えば勤務開始時に普段の仕事と同じ感じの服に着替えることやコーヒーを準備して一口飲むこと、ルーチンとして特定の音楽を流すなどでスイッチとする方法もあります。

同様に、仕事からプライベートモードへの切り替えも重要です。
事業所へ通勤していた場合は何かあっても物理的な距離が離れていたためどうしようもなかったのですが、テレワークによる在宅勤務の場合はどうしても「そういえば資料のあの部分どうなってたっけ・・・?」となった場合に確認することが可能になってしまうためむしろ作業時間が増えてしまうというケースも多いようです。

この場合もあえてテレビをつける、音楽を切り替える、食卓に何か食べるものを置くなどのルーチンを作ることで切り替えましょう。

事業主側からの抑止力としてPCの起動ログを取得するケースもあるようです。

多様な働き方推進事業とは

多様な働き方推進事業は、千葉県内の中小企業を対象に、各企業で実施される「働き方改革」への取組みを支援する千葉県の事業です。企業向けセミナーの開催や、専門家の派遣などを無料で実施しております。1社1社、専任のコーディネーターがお話を伺いながら、自社にあったセミナーや専門家をご紹介いたします。今後の経営革新や課題解決に、ぜひお役立てください。